タグ : 不正競争防止法等の一部を改正する法律
令和5年商標法改正~他人の氏名を含む商標の登録要件緩和とコンセント制度の導入~
2023年10月18日 立法・政策動向(知財・IT) 上田 亮祐 (2)
令和5年(2023年)6月7日、商標法の改正を含む「不正競争防止法等の一部を改正する法律」が可決・成立し、同月14日に公布されました。本改正により、他人の氏名を含む商標登録の要件が緩和されると同時に、先行商標権者の承諾を得て後行商標を登録できる、いわゆる「コンセント制度」が日本にも導入されることになりました。
令和5年不正競争防止法改正②~営業秘密・限定提供データの保護強化等~
2023年8月28日 立法・政策動向(知財・IT) 藤田 知美 (31)
令和5年(2023年)6月7日、不正競争防止法の改正を含む「不正競争防止法等の一部を改正する法律」が可決・成立し、同月14日に公布されました。本改正には、営業秘密・限定提供データの保護強化、外国公務員贈賄の罰則強化・拡充、国外における営業秘密侵害の日本の管轄・日本法適用の明確化等が含まれます。
令和5年不正競争防止法改正①~デジタル空間の商品形態保護~
2023年7月25日 立法・政策動向(知財・IT) 藤田 知美 (31)
令和5年(2023年)6月7日、不正競争防止法の改正を含む「不正競争防止法等の一部を改正する法律」が可決・成立し、同月14日に公布されました。本改正により、メタバース等のデジタル空間における商品形態の模倣も、不正競争防止法2条1項3号の不正競争行為に該当し、保護されることになりました。
特許法等の改正(新規性喪失の例外期間の延長)について
2018年8月20日 立法・政策動向(知財・IT) 溝上 武尊 (32)
平成30年5月23日、「不正競争防止法等の一部を改正する法律」が成立し、同月30日に公布されました。改正事項は多岐にわたりますが、特許法(とこれを準用する実用新案法)及び意匠法については、新規性喪失の例外期間を従前の6か月から1年に延長する改正が行われ、同年6月9日に施行されています。
不正競争防止法の改正(証拠収集手続の強化)について
2018年8月17日 立法・政策動向(知財・IT) 溝上 武尊 (32)
平成30年5月23日、「不正競争防止法等の一部を改正する法律」が成立し、同月30日に公布されました。改正事項は多岐にわたりますが、不正競争防止法に関する改正事項のうち、証拠収集手続の強化(インカメラ手続の対象の拡大、インカメラ手続への専門委員の関与)について解説します。
不正競争防止法の改正(技術的制限手段に関する不正競争行為の規律強化)について
2018年8月16日 立法・政策動向(知財・IT) 溝上 武尊 (32)
平成30年5月23日、「不正競争防止法等の一部を改正する法律」が成立し、同月30日に公布されました。改正事項は多岐にわたりますが、不正競争防止法に関する改正事項のうち、技術的制限手段に関する不正競争行為の規律強化(技術的制限手段の保護対象における情報の処理・記録の追加、無効化サービスに対する規制の追加等)について解説します。