本年1月より、三品明生弁護士・弁理士及び溝上武尊弁護士がパートナーに就任しました。

両弁護士は、これまで、アソシエイトとして良質のリーガルサービスを提供し、クライアントの皆様及びイノベンティアに貢献してまいりましたが、今後は経営の一角を担い、より多くの方々の期待に応えられる体制づくりにあたってまいります。

三品、溝上及びイノベンティアに対しては、これまでと変わらぬご愛顧と、ご指導・ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い致します。

三品明生弁護士・弁理士からのメッセージ

理系の大学及び大学院で金属や半導体などの材料を専攻し、特許事務所で弁理士として出願や特許庁への対応などの権利化業務を担当した後、弁護士登録をしたという少し特殊な経歴を生かして、特許権の侵害訴訟や鑑定、無効調査、出願などの特許に関連した業務のほか、秘密保持、共同開発、共同出願などの技術が絡む案件を中心に取り扱って参りました。また、弁護士と弁理士の両方の業務を取り扱い、大阪弁護士会と日本弁理士会の両方の活動に参加することで、それぞれの業務に対する知識、経験を深化させてきました。

今後はパートナーとして、イノベンティアの他の弁護士、弁理士と協働し、イノベンティア全体として技術案件に対する強みを発揮することで皆様のお役に立てるよう、より一層研鑽していきたいと思います。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

溝上武尊弁護士からのメッセージ

2018年4月の入所以来、数多くの知財案件・企業法務案件に関与させていただき、特許ライセンス契約、ソフトウェアライセンス契約、共同開発契約等の知財契約案件から、侵害・無効鑑定、侵害訴訟、審決取消訴訟等の紛争案件、知財の取扱いが問題となるM&A案件まで、幅広い経験を積んでまいりました。また、この間、出向弁護士として電機メーカー知財部で執務する機会に恵まれ、企業の知財活動に内部から関わるという得難い経験もありました。個人としては、知財とも関わりの深い独占禁止法の研究に力を入れ、弊所に寄せられる独占禁止法のご相談は積極的に担当させていただきました。このような多様な経験を得られたのは、弊所にご依頼くださる皆様のおかげにほかなりません。

弁護士登録後ちょうど10年が経過しました。パートナー就任を一つの節目として気を引き締め直し、次の10年は一層皆様のお役に立てるよう、研鑽を積んでまいりたいと考えております。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。