第53回リーガル・アップデート・ライブのご案内

第53回リーガル・アップデート・ライブを以下の日時にて開催いたします。
第53回は、「特許発明を実施しない親会社の権利行使における特許法102条2項の適用」をテーマに、神田 雄弁護士・弁理士がお話しいたします。

実務上、親会社が特許権者であるがその特許発明を実施せず、その特許に係る事業も行わず、子会社がそれを実施するという関係が生じることは珍しくありません。グループ会社の知的財産権を効率的に管理し利活用するために親会社に集中させるケースもその一例です。

このような場合に特許権者である親会社が権利行使したとき、特許権者が特許発明の実施等をしていないものの子会社がその実施をしていることから、損害額の算定において、侵害者が得た利益の額を損害額と推定する特許法102条2項を適用することができるかは議論があり得るところです。

今回のリーガル・アップデート・ライブでは、この論点に関し、特許権者が純粋持株会社で子会社がその特許発明を実施していたという事案において、純粋持株会社による権利行使に102条2項の適用を認めた知財高裁令和6年7月4日判決を取り上げて説明いたします。合わせて、グル―プ内の知財管理会社による権利行使に102条2項の適用を認めた令和4年4月20日の知財高裁判決もご紹介します。

こうした判決の動向は、グループにおける知的財産権の集中的な管理と利活用という側面からも注目されます。

「リーガル・アップデート・ライブ」を通じて、ランチ前のちょっとしたスキマ時間を我々と一緒に楽しみませんか?

【ベースとなる記事】

第53回リーガル・アップデート・ライブの詳細

日時 2025年1月16日(木)
11:00-11:30
方 法 Zoomによるウェブセミナー
(ご参加の皆さまには、開催前日の1月15日(水)までにZoom会議ご招待をメールで送信させていただきます。)
参加費 無料
テーマ 特許発明を実施しない親会社の権利行使における特許法102条2項の適用/td>
講師 神田 雄 弁護士・弁理士
詳細 セミナーの案内ページへ
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      • 上記時間中、随時参加・退出していただけます。

リーガル・アップデート・ライブとは

イノベテンティアは、令和2年7月9日より新企画「リーガル・アップデート・ライブ」を開始致しました。
「リーガル・アップデート・ライブ」は、イノベンティアのプロフェッショナル達による、新しいウェブセミナー・シリーズです。
知的財産法を中心に、企業活動に関連する法律の最新動向等、その時々に応じたトピックに関する情報を、ライブ感豊かにお届けします。

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