第54回イノベンティア・モーニング・ブリーフを、2022年9月30日(金)7:30からZoomによるウェブセミナーの形で開催致します。
第54回は、「国境を超えた特許発明の実施行為の特許権侵害の成否~最近の裁判例の検討」をテーマに町野 静弁護士がお話しします。講師からの報告後は、いつものように皆様と意見交換をさせていただきたいと考えております。
令和4年7月20日、知財高裁は、サーバとクライアントシステムにより構成される配信システムに係る特許発明につき、その構成要件の一部を成すサーバが日本国外に設置されていた事案において、特許権侵害を認める判決を出しました。本判決の原審や同様の特許が問題となった別の訴訟では、特許法の属地主義を根拠に、特許発明の構成要件の全てを満たすものが日本国内において新たに作り出されることが必要であると述べ、特許権侵害を否定していましたが、本判決はこの判断を覆したものです。
AIやIoTといったIT関連の発明の特許が多く登録されていますが、こうした発明に関する製品はインターネットを通じて国境を越えて実施されるケースも珍しくありません。本セミナーでは、このようなケースにおける裁判所の判断を説明の上、実務上の留意点につき、検討いたします。
第54回イノベンティア・モーニング・ブリーフの詳細
日 時 | 2022年9月30日(金) 7:30-8:30 |
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場 所 | Zoomによるウェブセミナー (ご参加の皆さまには、前日までにZoom会議ご招待をメールで送信させていただきます。) |
参加費 | 無料 |
テーマ | 国境を超えた特許発明の実施行為の特許権侵害の成否~最近の裁判例の検討 |
講 師 | 町野 静 弁護士 |
詳 細 | セミナー案内のページへ |
お申込み | お申込みフォーム |
- 上記時間中、随時参加・退出していただけます。
イノベンティア・モーニング・ブリーフとは
イノベンティアでは、1ヶ月に一度程度、軽食を取りながら弁護士が最新の法務トピックをお話しし、その後参加者の皆様とディスカッションする機会を設けています。 途中参加、途中退室自由です。出勤前のひととき、どうぞ気軽にお立ち寄りください。
- COVID-19感染症拡大防止のため、当面はウェビナー形式で開催いたします。
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