イノベンティアは、本日、創立2周年を迎えました。この2年間、弊所を支えてくださったクライアントの皆様をはじめとする関係者の皆様に、まずは、深く御礼申し上げます。

知財ブティック法律事務所として創業したイノベンティアにとって、2年目は変化と発展の年となりました。この1年の動きを追うと、4月の川上特許事務所(川上桂子弁理士、大塚千秋弁理士)との業務統合に始まり、7月には村上友紀弁護士を迎えました。9月には前田幸嗣弁理士を迎えるとともに、新たに特許事務所イノベンティアを設立し、弁護士法人と特許事務所のグループ体制に移行しています。モスクワで研修していたアザマト・シャキロフ弁護士も、ロシアとウズベキスタンの両国でアドヴォカットの資格を取得し、今年1月に帰国しました。

これらによって、権利化から活用、行使まで、知的財産分野全域におけるサービスを提供するための陣容づくりをさらに一歩進め、また、より多くの法域における企業活動の支援体制を構築することができたと考えております。

イノベンティアは、その組織を、弁護士法人と特許事務所、そして、東京事務所と大阪事務所というユニットで構成することにより、幅広いサービスを提供しています。その一方、業務内容を知的財産法を中核とする企業法務に特化し、一つ一つの案件にグループが一丸となって取り組むことによって、高度な専門知識と強い信頼関係によって結ばれた一体のチームを形成することができました。このことが、小規模であっても最高水準のサービスを提供するという目的実現のキーファクターとなっていると考えています。

次の1年も、この考え方をさらに発展させ、「幸福の器、正義の礎」との理念のもと、「より良質のサービス、より迅速なサービス、より心のこもったサービス」をお届けするべく、所員一同努力を重ねてまいりたいと思います。

関係者の皆様には、イノベンティア・グループに対し、引き続きご愛顧ご支援と、ご指導ご鞭撻を賜りたく、伏してお願い申し上げます。

平成30年4月1日
イノベンティア・グループ代表
弁護士・弁理士・NY州弁護士 飯 島   歩