「日経バイオテク Online」(日経BP社)の飯島歩弁護士の連載「飯島歩の特許の部屋」に、第44回「査証制度は武器となるか」が掲載されました。
第44回となる今回は、昨年の法改正で特許法に導入された査証制度について解説します。
査証制度は、ドイツの査察制度を参考に新設された制度で、第三者の専門家が侵害訴訟の被告の工場等に立ち入り、特許権侵害について調査を行うことを可能にします。これまでの日本法にない非常に強力な立証手段ではありますが、それだけに多くの危惧も示されています。記事では、この制度が今後どのように運用され、日本企業にどのような影響を与えるのかを検討しました。