新年明けましておめでとうございます。

平素より、弁護士法人イノベンティア及び特許事務所イノベンティアに多大なるご愛顧、ご支援を賜り、大変ありがとうございます。

平成の時代は、バブルの崩壊と、その後の長い不況とともにありました。ここ数年の日本の経済は、アベノミクスのもと、戦後最長ともいわれる好景気を経験してきましたが、海外に目を向けると、米中の摩擦や欧州の保守化等波乱含みの情勢が続き、また経済の世界的な減速も危惧されています。

そのような中、平成最後のこの正月は、イノベンティアが迎える3度目の正月となりました。短いようで長かった3年弱、様々なことがありながらも、徐々に業容を拡大し、サービスの充実を図ることができたのは、関係者の皆様の温かいご支援のおかげにほかなりません。改めて、厚く御礼申し上げます。

昨年1年を振り返りますと、1月にアザマト・シャキロフ弁護士がモスクワにおける1年半の研修を終えて復帰したほか、4月に溝上武尊弁護士、12月に平野潤弁護士及び日野光章弁理士を迎え、所内はますます賑やかになりました。創業時と比較して人員が大きく増加したことから、10月には大阪事務所のレイアウト変更を行い、さらなる体制強化に備えております。

他方で、村上友紀弁護士が7月より1年間の予定で米国ノースカロライナ州のデューク大学ロースクールに留学しております。留守中はご迷惑をおかけしますが、海外で得た知見は弊所のサービスの充実に直結し、ひいては皆様のお役に立つものと考えております。

4期目となる今年は、この1月より、町野静弁護士、松下外弁護士、前田幸嗣弁理士がパートナーに就任するとともに、新たに2名の弁護士(うち1名は弁理士資格を併有)を迎えます。これにより、これまでに築いた基礎をさらに強固なものとするとともに、クライアントの皆様のニーズをより敏感に感じ取り、一層きめ細やかなサービスを提供することが可能になると考えております。

今後も、創業以来堅持してきた「幸福の器、正義の礎」の基本哲学のもと、「より良質のサービス、より迅速なサービス、より心のこもったサービス」を実現すべく、一同日々努力を続けてまいります。

今年も1年間、イノベンティア・グループにご愛顧とご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

平成31年1月
イノベンティア・グループ代表
弁護士・弁理士・ニューヨーク州弁護士
飯 島   歩