第53回イノベンティア・モーニング・ブリーフを、2022年7月26日(火)7:30からZoomによるウェブセミナーの形で開催致します。

第53回は、「続・再生品ビジネスに対する特許権行使と独占禁止法―トナーカートリッジ事件知財高裁判決の分析―」をテーマに溝上 武尊弁護士がお話しします。講師からの報告後は、いつものように皆様と意見交換をさせていただきたいと考えております。

2020年7月22日、東京地裁は、トナーカートリッジの再生品を製造販売した業者に対するプリンタメーカーの特許権行使について、独占禁止法と抵触し、競争制限の程度の大きさ等を考慮すれば、権利濫用に当たると判断し、プリンタメーカーの請求を棄却しました。この判決は、独占禁止法を理由に特許権行使を制限した画期的なものでしたが、その理由付けに対しては、知的財産法・独占禁止法の両学界から賛否両論がありました。そして、本年3月29日、知財高裁は、上記東京地裁判決を覆し、プリンタメーカーによる特許権行使は権利濫用に当たらないとして、プリンタメーカーの差止請求及び損害賠償請求を一部認容しました。

特許権行使と独占禁止法の問題について、東京地裁と知財高裁の判断が分かれたポイントはどこにあったのでしょうか。本セミナーでは、東京地裁判決の概要とそれに対する様々な評価を紹介したうえで、知財高裁判決を読み解きます。

第53回イノベンティア・モーニング・ブリーフの詳細

日 時 2022年7月26日(火)
7:30-8:30
場 所 Zoomによるウェブセミナー
(ご参加の皆さまには、前日までにZoom会議ご招待をメールで送信させていただきます。)
参加費 無料
テーマ 続・再生品ビジネスに対する特許権行使と独占禁止法―トナーカートリッジ事件知財高裁判決の分析―
講 師 溝上 武尊 弁護士
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  • 上記時間中、随時参加・退出していただけます。

イノベンティア・モーニング・ブリーフとは

イノベンティアでは、1ヶ月に一度程度、軽食を取りながら弁護士が最新の法務トピックをお話しし、その後参加者の皆様とディスカッションする機会を設けています。 途中参加、途中退室自由です。出勤前のひととき、どうぞ気軽にお立ち寄りください。

  • COVID-19感染症拡大防止のため、当面はウェビナー形式で開催いたします。

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