Koichiro YAMASHITA弁理士法人イノベンティアは、本年(2025年)4月1日、新たに山下 耕一郎(やました こういちろう)弁理士を迎えました。東京事務所に所属します。

山下耕一郎弁理士の紹介

山下弁理士は、横浜国立大学工学部物質工学科を卒業し、東京工業大学大学院総合理工学研究科物質電子化学専攻博士課程前期を修了後、2006年に弁理士資格を取得し、特許事務所、法律事務所、および企業知財部(出向)において、約20年間にわたって化学分野における実務経験を蓄積してきました。また、日本ライセンス協会で理事・欧州問題WGリーダーを務めるなど、多方面で積極的な活動を行っています。

今後は、これまでの経験を活かし、内外国での知的財産権の取得にとどまらず、企業知財部業務に関するアドバイスなども含む幅広いサービスを提供させて頂きます。

山下耕一郎弁理士略歴

1999年3月 岐阜県立長良高等学校 / 卒業
2003年3月 横浜国立大学 工学部 物質工学科 / 卒業 (工学士)
2005年3月 東京工業大学大学院総合理工学研究科物質電子化学専攻 / 博士課程前期修了 (工学修士)
2006年11月 横浜国立大学 大学院工学府機能発現工学専攻 / 博士課程後期・就職のため退学
2006年11月 – 2011年11月 伊藤特許事務所
2011年11月 – 2018年11月 特許業務法人大谷特許事務所
2018年12月 – 2019年12月 TMI総合法律事務所 / アソシエイト
2020年1月 – 2021年12月 化学メーカー / 知的財産部出向
2022年1月 – 2025年3月 TMI総合法律事務所 / アソシエイト
2025年4月 弁理士法人イノベンティア 加入(東京事務所)

山下耕一郎弁理士からのメッセージ

2025年4月1日より入所致しました、弁理士の山下 耕一郎と申します。キャリアのスタートから、企業・大学の知的財産部員・発明者の皆様とともに国内および外国における権利化業務を行って参りました。

知的財産の権利の活用に関しては、様々なニーズがあります。侵害訴訟など権利行使に強い特許、他社が実施を躊躇するような特許、自社の実施を確保するため他社への影響力を高める特許、最近では、事業の仲間を呼び込めるよう他社と協調するための特許など、特許の権利化一つをとっても様々な価値観があります。時代の流れによって事業環境も変化し、研究開発の成果の保護から何がベストなのか、その最適な方針は、常に流動的であると考えています。

事業における多様な価値観を学ぶこと、そして、知的財産に関する国内外の最新情報を収集することを重視し、企業にとって最適な権利化を共に検討し、知的財産を通じて、皆様にお役立ちできるよう日々の業務を進めて参りたいと存じます。