日経バイオテク日経バイオテク Online」(日経BP社)の飯島歩弁護士の連載「飯島歩の特許の部屋」に、第36回「技術革新と著作権法」が掲載されました。

コンピュータ・プログラムの保護に象徴されるように、昨今の著作権制度は、特許制度と並んで技術保護のツールともなっています。しかし、元来特許制度は技術革新を促進するための制度であるのに対し、著作権制度は、技術革新による脅威から、表現行為を如何に適切に保護するかという葛藤を繰り返してきた制度でもあります。

今回は、著作権法の歴史を彩るいくつかのイベントを取り上げて、技術革新が著作権法にどのような影響を与えてきたか、という観点から、似て非なる2つの制度の違いを解説しました。