松下外弁護士が、2017年12月、経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会作業部会」構成員に選任されました。

「AI・データ契約ガイドライン検討会作業部会」は、弁護士等の専門家から構成されるワーキンググループです。

同部会は、事業者から持ち込まれるユースケースを基にデータやAI活用に係る契約での取決め方法等を具体的に検討し、「データの利用権限に関する契約ガイドラインver1.0」の改訂案を作成します。

改訂案では、次の事項についての検討が予定されています。

  1. AI開発・活用に係る事業者間の契約において取り決めるべきAIに関する権利の帰属関係(データ提供者とAI開発者間の契約において取り決めるべきAIに係る各種パラメータセット・アルゴリズムやAIの解析結果等に関する権利の帰属問題等)
  2. AIの開発委託や製品・サービス向けのAI提供に係る事業者間の契約において取り決めるべき責任問題等
  3. 主に産業データの利用権限に関して、製造や流通といった個別分野における適正な取決めのための方策、ユースケースに応じた契約での具体的な取決め方法等