本年(平成29年)4月10日、弁護士法人イノベンティアは、従来協力関係にあった川上特許事務所と業務を統合し、川上桂子弁理士と大塚千秋弁理士を迎えました。知的財産分野における対応力を一層高め、これまで以上にクライアントの皆様のお役に立つことができるものと確信しております。
川上桂子弁理士の紹介
川上弁理士の紹介
川上弁理士は、大阪大学基礎工学部情報工学科を卒業し、日本銀行電算情報局でコンピュータシステム開発専門職として勤務した後特許事務所に入所し、20年以上にわたり、電気・電子・通信・ソフトウェア分野の内外国出願及び紛争解決の実務経験を積んでまいりました。
米国連邦巡回控訴裁判所(CAFC)で客員研究員を務めるなど、米国の特許制度にも精通しております。
弁理士登録後は、特許業務法人池内・佐藤アンドパートナーズ及びインテリクス特許法律事務所のパートナー弁理士を経て、川上特許事務所を開設し、弊所との協力関係を築いてきましたが、今般、業務の統合を目的として弊所に加入することとなりました。
川上弁理士からのメッセージ
1994年に特許事務所でのキャリアをスタートさせてからこれまで、「クライアントから信頼をいただける弁理士になること」を第一の目標として、内外国での特許等の権利化業務の他に、調査、鑑定、訴訟を含む紛争解決等の幅広い業務において経験を積んで参りました。今後も日々の研鑽を怠らず、より良質なサービスを提供できるように努力して参ります。
また、今後は、第二の目標として、若手弁理士の成長をサポートしていくことを念頭に置いています。弊所は、クライアントやお取引先および所員とその家族等、弊所に関わるすべての方々の「幸福の器」となることを基本理念の一つとしています。これを実現するためには、弊所で働く所員の一人一人が高いプロフェッショナル意識と夢を持って最高のパフォーマンスを発揮すること、また、出産・育児・介護等の様々な個人的制約を全員で乗り越えるべく、互いに協力しチームとしての能力を高めていくこと、が必要であると考えています。
私自身が、家族や同僚のサポートに助けられながら、出産・育児を経てキャリアを形成してきましたので、その経験が「幸福の器」を実現する一助となればと願っています。
今後、どうぞよろしくお願い申し上げます。
大塚千秋弁理士について
大塚弁理士の紹介
大塚弁理士は、大阪工業大学工学部経営工学科卒業後、国内メーカーでの勤務を経て弁理士登録し、電子、電気、情報処理等の分野を中心とする特許や商標の権利化業務の経験を積んでまいりました。
川上特許事務所設立時に同事務所にアソシエイトとして加入し、勤務してまいりましたが、今般の業務統合により弊所に加入することとなりました。
大塚弁理士からのメッセージ
大阪・東京の特許事務所にて主に特許の権利化業務を中心に行って参りました。
特許権等の知的財産権は、お客様の知的資産をビジネスに役立てて頂くためのビジネスツールの1つであると思いますので、知的資産の保護や活用に関してビジネスに即した提案が必要であると考えております。
そのためには、発明だけでなくビジネスを含めてお客様を知ることが大切であると思い、お客様とのコミュニケーションを大切にして参りました。
これまでの数多くの権利化業務の経験を活かし、今後も、お客様との対話を大切に、お客様のビジネスに沿った提案をさせて頂けるように心がけて参りたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。