イノベンティアは、本日をもって、創業から3周年となりました。
「幸福の器、正義の礎」の理念のもと、クライアントの皆様にいかに良質、迅速かつ心のこもったサービスを提供するか、そして、どのようにして、ともに働く仲間が知的好奇心に動機づけられ、また、この事務所を選択したことに自負を持つことのできる環境を築くか。創業の苦しみの中にあっても、これらのことをひたすら考え続けた３年間でした。その間紆余曲折はあったものの、今日までこの事務所が続いているのは、クライアントや取引先、所員とその家族といった関係者の皆様のおかげに他なりません。日頃からの皆様のご厚情に、心から感謝申し上げます。
さて、3年前に6名だった弁護士・弁理士は、本日新たに増田昂治弁護士を迎えたことで18名となりました。石川シニア・コンサルタントやスタッフを含めると、27名の体制となります。3年で3倍の人員規模となったことに象徴されるように、創業以来、得難い人材が継続的に集結しており、直近では、上記増田弁護士のほか、昨年12月に平野潤弁護士及び日野光章弁理士を、また、本年1月に三品明生弁護士・弁理士及び上田亮祐弁護士を、それぞれ迎えました。他方で、この1月より、町野静弁護士、松下外弁護士、前田幸嗣弁理士をパートナーに加え、弁護士4名、弁理士3名のパートナーシップによる指導体制も構築できました。
知見の蓄積という点では、この3年間に、海外法律事務所での研修及び米国ロースクールへの留学に各1名を送り出したほか、速報性と品質を両立させた法律実務情報発信ページ「イノベンティア・リーガル・アップデート」の記事が160本を超え、随所より反響が届くようになりました。また、若手所員らも、知的財産法を中心とする国際企業法務に特化した環境で集中的に経験を積み、知識と経験を深めています。こうした努力の成果が、クライアントの皆様の事業活動を支える力となるものと考えております。
知的財産法という広く深い海を見渡すにはまだまだ力量不足であるものの、この分野において我が国最高峰のリーガルサービスを提供するという創業時の理想に向けて、イノベンティアは、これからも確実な歩みを続けてまいります。関係者の皆様には、変わらぬご愛顧と、ご指導ご鞭撻を賜りたく、心よりお願い申し上げます。
平成31年4月1日
イノベンティア・グループ代表
弁護士・弁理士・NY州弁護士 飯 島 歩
