新型コロナウイルス感染症が未だ終息の気配を見せない中、イノベンティアは、本日をもって創業5周年を迎えました。創業時には5年先の状況など全く見えず、5周年という日を迎えられる確証もないままに走り続けてきましたが、弁護士・弁理士6名と事務職員3名の合計9名でスタートした事務所は、本日時点で、総勢32名を数えるまでになりました。平成から令和に移り、また、コロナ禍によって世界が激変したこの5年。弊所がこうして今日あるのは、クライアントの皆様をはじめとする多くの方々に支えられ、また、素晴らしいメンバーに恵まれた結果に他なりません。改めまして、関係者の皆様のこれまでのご厚誼に、心より感謝申し上げます。
さて、昨年4月以降を振り返ると、コロナ禍にあって現実感の乏しい1年であったと感じる一方、前半には、在宅勤務を軸にした働き方改革に注力したことによって、業務面において、積極的かつ非常に大きな変化をもたらすことができました。現在、事務職員は概ね週1回程度の出勤頻度、弁護士・弁理士は、人により週数回から月に1回またはそれ以下の出勤頻度となっているものの、業務効率はコロナ禍以前より向上しています。
昨年後半から今年にかけては、業務量の増加に対応するため、人員の補充も行いました。その結果、幸いにして、金村玲奈弁護士と小和田敦子弁護士という、他に代えがたい貴重な人材を迎えることができました。
目先は不安定な状況が続くものの、イノベンティア一同さらに研鑽に励み、「幸福の器、正義の礎」の理念のもと、良質、迅速かつ心のこもったサービスを提供してまいりたいと考えております。関係者の皆様には、引き続き、ご指導ご鞭撻とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、時節柄、皆様には重々ご自愛いただき、このかつてない災厄を乗り切られることを、イノベンティア一同心よりお祈りいたします。
令和3年4月1日
イノベンティア・グループ代表
弁護士・弁理士・NY州弁護士 飯 島 歩