英国裁判所から学ぶ
SEPライセンスの交渉方法・ライセンシングの条件 – セミナー詳細情報

セミナー詳細のご案内 ウェビナー（ハイブリッド） 知的財産法
英国裁判所から学ぶ
SEPライセンスの交渉方法・ライセンシングの条件
講師：　日高　誓子　先生（Gowling WLG　英国弁護士）

弁護士法人イノベンティア 主催 第65回イノベンティア・モーニング・ブリーフ

内　　容

通信技術や光ディスクに代表される標準規格には多くの特許が用いられており、そのような特許はSEP（Standard Essential Patent、標準必須特許）と呼ばれています。
一昔前までは、SEPは通信会社、電機メーカーなど一部の企業のみが関心を有するトピックでしたが、昨今はその他の企業を含め、多くの企業がSEPの問題に直面しています。
例えば外部との通信機能を有する自動車（コネクティッドカー）は通信規格に準拠することが不可欠であり、2022年に5G関連技術の特許管理を担うAvanciと日本の大手自動車メーカーらがライセンス契約の締結に至りました。
また、本年6月に中国の通信機器大手Huaweiが日本で中小の通信設備会社にSEPライセンス料の支払を要求しているとの報道があったことは記憶に新しいかと存じます。
このようにIoTの普及などに伴い、現在SEPは通信等の標準規格を実装する多くの企業にとって避けて通れない問題となっています。
他方で、SEPのライセンス料額などを巡っては世界各地で訴訟が起きており、2015年のEU司法裁判所の判決など判断基準を一定の先例が存在するものの、その内容は非常に高度で複雑であり、個別事案に照らした判断でもあるため、実務にとって一義的な基準が存在するとはいえない状況にあります。
そこで、今回は、「英国裁判所から学ぶSEPライセンスの交渉方法・ライセンシングの条件」をテーマに、英国を拠点とする大手法律事務所Gowling WLGの英国弁護士・日高誓子先生をお招きして特別にご講演いただきます。
当日は日高先生に弊所大阪事務所までお越しいただく予定ですので、先着20名程度限定で、対面でのご参加をお請けいたします。
SEPに関して最前線で実務を行っている講師との貴重な交流の機会ですので、ぜひ積極的に対面でのご参加をご検討ください（対面でのご参加を希望される方は、後記のとおり、申込フォームのコメント欄に「対面参加希望」とお書きください）。

開催要領

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